「アレルゲン洗浄」に関する研究報告

つらい花粉症、 それは体からのシグナル。

体は クシャミを連発し 花粉を体外に排除しようとする。

さらに、 強力な鼻水バリアを構築して花粉の体内進入を防ぐ。

この生体防御反応はつまり、

体が 「花粉の過剰摂取は有害だ」 と暗に訴えている証左に他ならない。

その自分自身の声に耳を傾けず、薬によって花粉を体内に蓄積し続ける行為。

それは、本当に正しい選択なのだろうか。

自己免疫機能に寄り添い アシストする、 新しい花粉症との向き合い方。

アレルゲン洗浄という専用ブラシで鼻孔内を洗う新しい習慣が

スタンダードとなる時代が幕開けようとしている。

 

 

 

 

はじめに

「花粉症は鼻粘膜に花粉が付くことによって発症する。」当たり前の話である。
だとしたら、
「鼻粘膜に付着した花粉を一粒残さず洗い落とすことが出来れば、花粉症は直ちに改善に向かう」とも言い換えられる。
この逆問題による仮説は、後に報告する治験により証明され、同時に次の事実も明らかになった。

事実① 洗浄力の高い専用ブラシで鼻孔を丁寧に洗えば、花粉症は直ちに改善に向かう。

事実② アレルギーの反応部位は下甲介ではなく、手前の鼻孔側にある。

浦長瀬 昌宏医師は 著書「耳鼻科の名医が教える最高の治し方大全」の中で、
「アレルゲンが鼻の中に入ったり、体に付着したりしたときには、アレルゲンをきちんと洗い流せば 鼻水や鼻づまりなどの症状はかなり楽になります」と結論づけている。

不思議なことに、
アレルゲン洗浄後、花粉症が長時間に渡り再発しないことが度々起こった。
しかし、その再発抑制効果にはムラがあり、メカニズムの解明は長年に渡り、
乗り越えることが出来ない大きな障壁であった。

しかし、専用ブラシの開発により、大きな進展があった。
短時間で安定した効果を得られるようになったことで、より緻密で明白に 検証が出来るようになったからだ。

「遅発相反応とアレルゲン洗浄の密接な関係性の発見」
ブレークスルーが起きた。
謎の解明である。

花粉症には遅発相反応という厄介な性質があり、この厄介な性質を逆手に利用すれば、
花粉症は簡単にコントロール出来るようになった。

事実③ 遅発相反応のリズムを先回りして、予防的にアレルゲン洗浄をすれば
                    花粉症は簡単にコントロールできる。

花粉症の人には興味深い新事実がこの論説文には書かれている。
薬はもう要らない。
それでは花粉症の世界を一緒に紐解いていきましょう。

 

 

 

 

 

目次

重要事項解説
   【アレルゲン洗浄のメカニズム】
   【正しい洗い方】            

詳しく解説
   1【アレルゲン洗浄の基本原理】
   2【アレルゲン洗浄の意義】
   3【予防的アレルゲン洗浄】
   4【花粉症と解決策】
   5【花粉症のやっかいな特性】
   6 【アレルギー性鼻炎のコップ】
   7【アレルゲン洗浄 実施の目安】                          
   8【薬との併用は可能】
   9【マスクとの併用は理論上可能】
   10【結論】
   11【終わりに】
   12【2021年アレルゲン洗浄 記録の考察】

別冊
   13【2021年花粉飛散量とアレルゲン洗浄効果の記録】
       出典:環境省ホームページ (https://kafun.env.go.jp/

 

 

 

 

 

【重要事項解説】

【アレルゲン洗浄のメカニズム】                                                               

<クシャミは高圧洗浄機>
アレルギー反応による鼻水には、(IgAという)粘度が高い分泌成分がふくまれており、細菌などの付着を強力に防ぐ性質があります。粘性の鼻水は身体に備わった強力な生体防御マスクであり、有害異物から体を守る生体システムだったのです。

生命の機能としては尊いアレルギー反応ですが、症状は大変つらく、とても 許容できるものではありません。それではどうすればよいでしょうか。


<アレルゲン洗浄の基本原理>
花粉症は花粉がなければ発症しません。当たり前の話です。これは即ち、「鼻粘膜に付着した花粉をすっきり洗い落とせれば、花粉症は治まる」とも言いかえることができます。


<花粉症の特性1 粘性鼻水>
花粉は鼻粘膜に付着し、粘性の鼻水によって更に牢固に粘着します。そして、花粉が鼻粘膜に着いている限り、アレルギー反応は継続します。花粉症の方は経験があるかと思いますが、粘着した花粉の素手による洗浄は 困難であり、現実的ではありません。液体に依る濯ぎ洗いでも同じなのです。
アレルゲン洗浄は専用のブラシによる高次元の洗浄力により、花粉を鼻水諸共ごっそりと洗い落とし、120秒でこの課題を解決します。


花粉症の特性2 猶予期間の創造>
身体は花粉が少量なら、粘液繊毛輸送機能により有害異物を自力で排泄処理することができます。しかし、花粉量がその処理能力を超えてくると花粉症の症状が出現します。
花粉の許容量(コップ)の大きさは人によってバラバラですが、そのコップが花粉で一杯になり、溢れるとアレルギーを発症します。即ち、「花粉のコップを空にできればアレルギーの発生まで猶予期間が生まれる」ことになるのです。これがアレルギーのコップ理論です。
アレルゲン洗浄を実施すると花粉のコップを空にすることが出来ます。そして、再度コップが溢れる迄、花粉症は発生しません。アレルゲン洗浄は遅発相反応の理論をもってアレルギー発生まで 約6時間の猶予期間を創ります。(花粉の飛散量により24時間以上効果が持続する場合もある。)


<花粉症の特性3 遅発相反応>
花粉症には即時相反応と遅発相反応というものがあります。前者は花粉付着後0~30分後にアレルギー反応が起こるものに対して、後者は6~10時間後と言われています。「予防的アレルゲン洗浄」の概念は遅発相反応理論に基づいており、6時間おきにアレルゲン洗浄をすることによって常に花粉症のコップを空にし続けます。定期的、予防的にアレルゲン洗浄をすることが効果を最大限に高める重要な要素なのです。これによって、花粉症を忘れて生活出来ることが治験により確認されています。


<アレルゲン洗浄>
アレルゲン洗浄はこれらの理論と特性を利用して、できるだけ自然な形で、アレルギー反応をコントロールしようとするものです。




【正しい洗い方】

0 鼻の奥行方向を3分割に考えます。  鼻の入口、 中央、 奥。(鼻甲介入り口)

1 「本洗い」
  入口だけを丁寧に洗います。
  ブラシを回転させながら、鼻の壁面を2周720° 、隈なくブラシを当てて洗います。
  牢固に粘着している花粉を 一片も取りこぼさずに 「こそげ落とす」感覚で洗って
  ください。
  そしてブラシを丁寧に洗います。

       入口 720° →ブラシを洗う。   (やさしく押し当てる)
       中央 720° →ブラシを洗う。   (軽く当てる)
       奥  720° →ブラシを洗う。   (やさしく、やさしく)

2 ここで、「鼻をかむ」と たいへん効果的です。

3 「仕上げ洗い」
  今度は奥から手前に向けて洗っていきます。(今回は簡単1周360°洗い)

        奥    360°→ブラシ洗う
        中央  360°→ブラシ洗う
        入口  360°→ブラシ洗う

注1 鼻には凹凸があり、洗い残し易いので、しっかりと鼻の形状を感じながら隈なく洗ってください。

注2 鼻の奥(鼻甲介入り口)とは、ブラシを鼻孔に優しく挿入して、手前から2センチくらいのところでブラシがトンと突き当たる部位です。
(それ以上奥を洗う必要はありません。無理にブラシを差し込むと怪我の恐れがあります。)

注3 この洗い方は念入り「2分洗い」のやり方です。
(簡易「60秒洗い」は3項だけ、実施してください。)

注4 洗浄する部位は毛細血管の集中する粘膜部位です。
強くこすりすぎると出血の原因となったり、粘膜を傷つけることになるので注意が必要です。

注5 歯磨きの際、口の濯ぎを何度も重ねていますか?
口内に食べかすが残った状態でいくら歯を磨いても、ゴミ箱を引っ掻き回しているようなものです。アレルゲン洗浄も同じです。ブラシを何度も洗うことによって、鼻孔内を清潔にします。

 

 

 

詳しく解説

<アレルゲン洗浄の基本原理>
花粉症とは、花粉が鼻粘膜に付着することによって起きる(くしゃみや鼻水などの)アレルギー反応です。 これは即ち、「鼻粘膜に付着した花粉を完全に除去できれば、花粉症は治まる」と言い換えることができます。 アレルギーの原因物質が無くなるので当たり前ですが、症状は直ちに改善に向かいます。これがアレルゲン洗浄の基本原理です。

<アレルゲン洗浄の意義>
例えば、皆さんは毎日歯を磨きます。虫歯の原因となる歯垢を取り除くためです。それでも虫歯になってしまった時に 初めて病院に行き、治療を行います。歯も磨かず、治療もせずに、痛み止めの薬をいきなり服用する人はいません。 鼻の中も同じです。アレルゲンの花粉を、鼻孔内に付着させたまま、薬を飲んでも根本的な解決にはなりません。薬によって、花粉は IgA鼻水バリアを解かれた状態で体内に蓄積され続けます。果たして花粉を体内に蓄積し続けることにリスクはないのでしょうか? そもそも、薬は本当に安全なのでしょうか?
原因となる花粉をスッキリと取り除けたなら、体に負荷がなく、それが最善策だとは思わないでしょうか? 塩に致死量があることは周知の事実ですが、水にも致死量があります。米にだって糖分があるので致死量があります。どんなものでも、体にとってはほどほどが良いのです。まして、体から有害認定をされている花粉を摂り過ぎること、危険だとは感じないでしょうか。

<予防的アレルゲン洗浄>
マスクや薬で花粉症シーズンをしのいできたという人。先ずは、鼻水が出た時だけアレルゲン洗浄をやってみて下さい。この方法だと約30%の有効率で花粉症を抑制できます。具体的に言えば、アレルギーは反応し続け、クシャミや鼻水は減少する程度の有効性です。そうはいっても大分楽にはなる筈です。 6時間後の第二回目のアレルゲン洗浄はテニスで言うところの「アドバンテージ」です。有効率は約60%。
更に6時間後の3回目からアレルゲン洗浄は効力を発揮します。そして花粉症を忘れることが出来る筈です。アレルゲン洗浄の有効率を発揮させる為には、「予防的アレルゲン洗浄」を継続する必要があります。これにより、「遅発相反応の耐性」を初めて獲得できるのです。あとは、花粉飛散量が非常に多くて、鼻水が出た時だけ、(即時相反応を止める為に)簡易60秒洗浄をすればよいのです。花粉量が極端に多くて、日に6回もアレルゲン洗浄をするような異常日は年に僅か2~3日の筈です。通常は日に2~4回の予防的アレルゲン洗浄で十分に花粉症の対策が出来るのです。
きっちり(@6時間)定刻通りに予防的アレルゲン洗浄が出来なくても、ペースを意識して近づければ、かなりの効果が期待できます。遅発相反応の時間は6~10時間といわれていますが、私の経験則から言えば それは当日の花粉量によります。花粉量が極端に少なければ24時間以上 反応を抑えることが出来ますし、極端に多い日はそれが6時間になります。花粉症のコップ理論は ここにもあて嵌まります。ですのでアレルゲン洗浄を実施した後に、気密性の高いN95マスクなどで花粉を一切遮断できれば、永久に花粉症は予防できます。 先ずは、自分が出来るペースでアレルゲン洗浄をやってみてください。朝と就寝前の2回のアレルゲン洗浄を継続するだけでも、格段に花粉症は楽になる筈です。人によっては、それだけで花粉症の時期を乗り越えられるかも知れません。








【花粉症と解決策】

<体の防御反応その1>
鼻には本来、外からの異物を取り除く仕組みが備わっています。鼻腔内に付着した異物は粘液と繊毛運動によって消化管に排泄されます。これを粘液繊毛輸送機能と呼びます。

<体の防御反応その2>
花粉など、特に体が有害と判断した異物に対しては、クシャミや鼻水をだして、体はその異物がそれ以上、体内に入り込まないような免疫反応を示します。そしてこの分泌液にはIgA という強力に細菌などの付着を防ぐ働きがあり、故に鼻水は粘度が高くなっています。 体は「花粉は有害!体内に入れないで!!」と暗に明示して、クシャミを連発し、花粉を体外に 排出しようとします。加えて、粘性鼻水を猛烈に出し、花粉を鼻から体内進入させないように強力なバリアを張ります。要するにクシャミは高圧洗浄機であり、鼻水はマスクという訳です。これを特異的生体防御機能と呼びます。
しかしながら、クシャミや鼻水地獄は人にとって とても辛いことであり、到底 許容できるものではありません。それでは、どうすれば良いのでしょうか。
〈解1〉薬があります。強力に鼻水を止める方法です。 しかしながら、安楽と 引き換えに 有毒な花粉を体内に取り込み続けることは果たして正しいことなのでしょうか。そもそも、その薬自体の体内への蓄積は全くの無害なのでしょうか。
〈解2〉医学的な治療法もあります。「舌禍免疫療法」は そもそもスギとダニのアレルギーにしか対応していません。毎日2分間 舌下にアレルゲンを忍ばせ続け、3年継続すると7割に症状の改善がみられると言われています。残りの3割の人々は実に気の毒な不確かな話です。しかも、効能は10年と言われています。
「レーザー治療」は下甲介粘膜を焼き、変性させて反応を鈍くするというものです。1ヵ月近く かさぶた に悩まされる人も居ると聞きますし、1~3年毎にその手術を繰り返さねばなりません。こちらも有効率は7割と言います。残りの3割の人は単に火傷を負ったことになってしまいます。 どちらにしても、体が有害と判断した花粉は体内に蓄積され続けることになるのです。
〈解3〉定期的に花粉のお掃除(鼻孔の洗浄)をしてあげれば良いのです。アレルゲン洗浄は、体に負荷が少ない自然な行為であり、体の生体防御反応をアシストするものです。アレルゲン洗浄を定期的に実施すれば、体は鼻水を止めてくれます。「安全」を暗に明示しているのではないでしょうか。 体は実に正直に「有害・無害」を判断します。







【花粉症のやっかいな特性】

<特性1 IgA>
鼻水は細菌などの付着を防ぐ為に非常に粘度が高く(IgA)なっており、故に花粉は鼻孔内で強力な粘着状態にあります。要するに、花粉は鼻孔内に牢固にこびり付いてしまい、液体に依る濯ぎ洗い、 素手に依る擦り洗いでは 容易に落とすことが出来ないのです。専用のブラシが必要となるのです。

<特性1-2 洗浄部位>
アレルゲン洗浄では、アレルギー反応を引き起こす部位は鼻の中では一番手前の鼻孔内に在ると考えます。医学的な原因部分は下甲介ですから、私の治験による結論とは違います。 IgA粘性鼻水により、素手による濯ぎ洗いでは花粉は落とせないが故に、長年誤解されてきたのではないかと考察します。圧倒的な洗浄力を実現した専用ブラシによるアレルゲン洗浄の有効性は それを裏付け、証明します。

<特性2 遅発相反応>
花粉症には即時相反応と遅発相反応という2つの反応があり、これを理解しないとアレルゲン洗浄は成り立ちません。即時相反応は花粉が鼻孔内に付着してから、数分から数十分後にアレルギー反応が起きる というものに対して、遅発相反応はそれが6~10時間と言われています。
だとすると、6時間(遅発送反応)ごとにアレルゲン洗浄をすれば、花粉症を忘れることが出来る筈です。花粉量が「非常に多い日」は、鼻水が出た時(即時相反応)だけ追加して、アレルゲン洗浄をすれば30分以内には楽になれるということになります。遅発相反応をコントロールすること、 即ち、定期的な「予防的アレルゲン洗浄」を実施することが アレルゲン洗浄を成功させる最重要な鍵なのです。

<特性2-2 遅発相反応とコップ理論>
即時相反応と遅発相反応の理論には花粉症のコップ理論が当て嵌まります。 私の即時相反応のコップ容積は常時30分程度で、殆んど誤差はありません。それに対して、遅発相反応のコップ容積は6~24時間以上と幅があります。当日の花粉量により遅発相反応の時間は異なり、花粉量が極端に少なければ予防的アレルゲン洗浄後、24時間以上アレルギー反応を抑えることが出来ます。






【アレルギー性鼻炎のコップ】

論理的に考えると、アレルゲン洗浄後、新たな花粉が鼻に付いた時点で 再度花粉症が発症することになります。しかし、6時間毎のアレルゲン洗浄を3回繰り返すことによって、予防的な抵抗力が出現します。(遅発相反応 耐性の獲得)要するに、アレルギーのコップが空になった訳です。
その後、予防的アレルゲン洗浄をすると、花粉症発症までの猶予期間が都度、出現します。要するに空っぽになったバケツに花粉が少しずつ蓄積され、バケツから花粉がこぼれる迄は花粉症を抑えられるということです。その猶予時間は当日の花粉量にも依りますが、4~24時間以上という実績があるのです。(この4時間という数字は即時相反応です。)
(注)洗浄後30分は鼻がぐずつきます。これをニュートラル期間と呼びます。

<睡眠中のアレルゲン洗浄>
睡眠中の自律神経は副交感神経優位の状態だが、起床時には交感神経側に切り替わることにより、一時的に自律神経のバランスが大きく乱れ、花粉症症状が過敏になることがモーニングアタックの主な要因と考えられている。
睡眠時間が10時間程度の人は予防的アレルゲン洗浄の理想のペースからは大きくずれてしまう訳だが、夜間における花粉飛散量は比較的少なく、副交感神経の優位性などの要因から、睡眠時間が多いからといってアレルゲン洗浄のリズムは大きく左右されにくいという報告がある。





【アレルゲン洗浄 実施の目安】

<花粉予報による、「アレルゲン洗浄」 実施の目安> 
 花粉予報で花粉量が
  「少ない日      ★」のアレルゲン洗浄は1日2回 (朝・就寝前)
     
  「やや多い日    ★★」のアレルゲン洗浄は1日3回 (朝・昼・就寝前)     
                             
  「多い日    ★★★」のアレルゲン洗浄は1日4回(朝・昼・夕・就寝前)   
                             
  「非常に多い日 ★★★★」のアレルゲン洗浄は1日4回(朝・昼・夕・就寝前)    
                             

 上記の回数で「予防的アレルゲン洗浄」を実施していれば、花粉症であることを忘れられる筈です。1日中、薬もマスクも不要です。
・ 朝と就寝前は「アレルゲン2分洗浄」、それ以外は「60秒洗浄」を実施して下さい。
・ 1日に6回アレルゲン洗浄を要する異常日は年に2日ほど在ります。
・ 1日に5回アレルゲン洗浄を要する日は年に10日ほど在ります。
・ アレルゲン洗浄を実施すると直後30分間は鼻がぐずつきます。






【薬との併用は可能】
アレルゲン洗浄には薬と同レベルの効果がありますが、それには6時間ごとの予防洗浄が必要です。しかしながら、人前で鼻を洗うのに抵抗がある人も当然居るでしょう。そこで、薬との併用も考えておく必要があります。
薬は即効性のある処方薬がお薦めです。市販薬の中には安全面を優先する為に薬の濃度を抑えているものもあります。薬の血中濃度が薄いと効果が出ない為、2日前から その薬を定期的に飲み続けると、初めて効果を発揮するのです。
強い成分で即効性がなければ、アレルゲン洗浄との併用は全く意味の無いものになります。どちらも中途半端になってはいけません。
アレルゲン洗浄と薬の併用は可能です。正しい組み合わせのルールを知れば、薬の摂取量を必要最小限に抑えることが可能です。そして、一日中花粉症を忘れることが出来るでしょう。但し、次に説明する内容は理論であり、実証実験は数回程度しか ありません。


※1日3回服用するタイプの薬でのシミュレーション

<ケース1> 花粉量が「少ない日★」を想定
 朝6時にアレルゲン(2分)洗浄をする。
 外出中、ポケットに薬を忍ばせておくが、アレルゲン洗浄が効いており、薬を服用
 することはない。
 夜19時に帰宅、アレルゲン洗浄が効いており、薬を服用することはない。
 就寝前23時にアレルゲン(2分)洗浄をする。
→これだと、薬がなくても アレルゲン洗浄の効果は十分に発揮されるでしょう。

<ケース2> 花粉量が 「多い日★★~非常に多い★★★★」 を想定
 朝6時にアレルゲン(2分)洗浄をする。
 昼11時に外出先で薬を服用する。
 夕方17時に外出先で薬を服用する。
 夜19時に帰宅。直ちにアレルゲン(60秒)洗浄をする。
 就寝前23時にアレルゲン(2分)洗浄をする。
→これだと、薬が効いている時間帯とアレルゲン洗浄が効いている時間帯のバランス
 がとれており、1日中マスクなしで過ごせるでしょう。

<ケース3> 花粉量が最大「非常に多い日★★★★」を想定
 朝6時に外出前にアレルゲン(2分)洗浄をする。
 昼12時に外出先でアレルゲン(60秒)洗浄をする。
 夕方18時に外出先でアレルゲン(60秒)洗浄をする。
 就寝前23時にアレルゲン(2分)洗浄をする。
→これだと、1日中マスクと薬は必要ないでしょう。もし鼻がムズムズしたときには、
 適宜、即時相反応予防として、アレルゲン(60秒)洗浄を早めに実施してください。



【マスクとの併用は理論的には可能】
気密性の高いマスクで花粉を完全に排除出来れば、花粉症は永遠に発症しません。 
* 簡易マスクは隙間が多く、併用には不向きと思われます。推奨商品はN95マスクです。

私はアレルゲン洗浄をするようになってからマスクを着けたことがありません。薬も実証検査の為、数回服用したことがある程度です。アレルゲン洗浄中はマスクや薬を併用する必要性はありません。

<ケース4> 花粉量が 「やや多い日★★★」を想定
 朝6時にアレルゲン(2分)洗浄をして、気密性の高いN95マスクを着用して外出する。
(外出先での花粉被爆量が少なければ遅発相反応の発生時間を延長できる。)
 帰宅後19時にアレルゲン(60秒)洗浄をしてマスクを外す。
 就寝前23時にアレルゲン(2分)洗浄をする。
→これだと、帰宅後はマスクを外すことが出来るでしょう。そして一日中、鼻呼吸が
 できる筈です。薬は必要ありません。








結論
アレルゲン洗浄を成功させる為に 成すべき3項

①正しい方法でアレルゲン洗浄をすれば、花粉症はコントロールでき、薬は必要なくなる。

②アレルギーの症状が現われる前に、アレルゲン洗浄を6時間毎を意識して 予防的に実施すると最大効果を得られる。

③尚、鼻がムズムズする場合は花粉飛散量が極端に多い異常日であり、
(即時相反応の対策として)簡易60秒洗浄を実施すると症状は直ちに改善に向かう。

(注)洗浄後の30分間は、必ず、鼻が ぐずつきますが、その後は花粉症であったこと
   さえ忘れるくらいに安定します。



<終わりに>
花粉は無害であり、 花粉症は免疫の異常反応と言われてますが、本当にそう言い切れるものでしょうか。
落雷喘息で死亡する事例に限らず、花粉の蓄積と癌、または他の病気との関係性に関する研究は果たして尽くされて来たのでしょうか。体の拒絶反応を無視して、花粉の無害認定をすることは正しいことなのでしょうか。
自分自身の健康に責任をもって 体調を管理し、病気の予防を積極的に行う。
それでもなお「無理そうだ」と思ったときに初めて医療の力を借りてつらい時期を乗り越える。
そんな思想がスタンダードになれば、世の中はもっと安全で健康的になる。
専用ブラシによるアレルゲン洗浄が皆さんの健康を守る一助になれればと切に願います。







<2021年3月10日から4月8日までのアレルゲン洗浄実施の記録及び効果のまとめ>

別紙Excelの記録を要約及び考察した内容を下記に記す。

 3/10から3/18までは予防的アレルゲン洗浄の概念すらなく、即時相反応の対処としてアレルゲン洗浄を実施していた。要するにアレルギー反応後に都度、鼻を洗うということだ。その結果、アレルゲン洗浄を実施するも遅発相反応耐性が確立されておらず、1時間に何回もアレルゲン洗浄を実施するような日も多くあった。常にティッシュペーパーはポケットに突っ込んでおくといった対策が必要であった。花粉症はかなり軽減されていたけれど、完全なコントロールは出来ていないと感じていた。しかしながら、アレルゲン洗浄により、効果があることには疑いの余地はなかった。

 3/19より、予防的アレルゲン洗浄を実施するようになる。当時、遅発想反応の原理は知らなかったが、自分の過去のデータを紐解くことにより、漠然とそんな要素がありそうだと考えるようになったからだ。そして、予防的にアレルゲン洗浄をするようになる。その結果、大きな効果を得ることになった。

 その後、上述に関する検索を続け、遅発想反応反応という言葉に辿り着く。そこで漠然であった断片的な考えが 繋がり、複雑に絡み合った糸は紐解かれ、そして全てが腑に落ちた。遅発相反応耐性を得た時は花粉症は無かったかのようにコントロールすることが出来るようになった。まるで全てが嘘のように感じた。もしかすると自分は花粉症でなくなってしまったのではないかと思い、焦り、途中、アレルゲン洗浄をやめて様子を見たりして、実証を重ねた。

 結論として、予防的アレルゲン洗浄をすれば花粉症は完全にコントロールできて忘れることが出来ることが分かった。但し、洗浄後の30分間はそれまではアレルギー反応が全くなくても、アレルギー反応をしめした。感覚的には副交感神経から交感神経に切り替わったかのような時間帯だ。しかしながらその後は、嘘のように、(当日の花粉量にもよるが)平均して6時間は花粉症を忘れるくらいの効果が継続することが分かった。花粉量が少なければ効果は24時間以上続いた。

https://second.iimonoblog.net/wp-content/uploads/2021/12/実施の記録.pdf